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デンタルケアは何のため?その②

皆さまこんにちは!
動物看護師の市川です絵文字

今日はデンタルケアのお話その①の続きです絵文字
歯磨きが難しいわんちゃんたちにも出来る事をご紹介しますね絵文字

おやつとして毎日続けるタイプがこちら☟
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<ベジタルチュウ>
野菜が原料でできているため、牛や鶏でアレルギーがある子も安心です。
ガムに含まれている酵素で歯周病・口臭を予防します。
美味しくて普段のおやつにおすすめです。

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<オーラベット>
体にやさしい小麦・大豆・米などの天然由来成分でできています。
犬用ガムとしては初めて塩酸デルモピノール配合。
歯垢のもととなる細菌の増殖をおさえ、口臭を減らします。

タブレットタイプ☟
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<デンタルバイオ>
消化管内の善玉菌と悪玉菌のバランスを整える微生物(プロバイオティクス)が同じ消化器官である口腔内でも有益に影響を与え、善玉菌を増やし悪玉菌を抑制します。悪玉菌が減ることで歯周病や口臭予防に期待できます。
嗜好性も良くそのままでも食べてくれることが多いです。

フードにふりかけるタイプ☟
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<プロデンデンタルケア>
主成分である天然の海藻(アスコフィラムノドサム)が口臭や歯周病の原因となる歯垢の形成を阻害し、歯垢や歯垢の石灰化を減らします。
毎日のごはんにかけるだけなので続けやすいです。

絵文字その他、歯磨き粉や歯ブラシも置いておりますので、お気軽にご相談ください絵文字

これらの目的は全てお口の中の環境を整えて歯垢・歯石を減らすということです。
最近ではトリミングの際に歯みがきをしておいて欲しいというご要望もありますので、歯ブラシをさせていただくこともありますが、トリミングの時だけ歯みがきをしてもその時だけです絵文字
また、歯石除去は意識下で処置を行うと確実な処置もできず、動物にも恐怖心が残る場合があります。
歯垢・歯石の除去は麻酔下で歯と歯の間や歯肉溝の中までしっかりと処置を行うべきだと当院は考えます絵文字

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☝︎左) スケーリング後です。
歯石を取った後はしっかり磨く事で表面をツルツルにして、歯垢を付きにくくします。
右) 取れた歯石の一部です。意識下だと歯石の破片が気管に入り誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があります。

トリミングの際には歯みがきのやり方などのお話しはさせていただきます絵文字
お家でも頑張りましょうね絵文字
飼い主さんも動物も毎日無理せずに続けられるようなことを一緒に探しましょう~絵文字