1. HOME >
  2. ブログ >
  3. 甘い誘惑と体重の増加

ブログ

  • 記事検索
RSS

甘い誘惑と体重の増加

皆さま明けましておめでとうございます!
動物看護師の市川です絵文字
今年は休診日も重なって長いお休みをいただきましたが、1月5日(金)より通常通り診察・トリミングをさせていただいております。
1月26日(金)は都合により午後の診察がありません。
ご迷惑をおかけしますが、予めご了承ください絵文字

家にいるととにかく食べることしかないので(私だけ?)、ぶくぶくぶくぶく太りましたよ。ドラゴンボールにはまっている息子から「魔人ブゥ」と呼ばれましたよ。失礼しちゃう。でも言い返せない絵文字
ご家族の皆さんが集まるお正月やお休みは、わんちゃんねこちゃんも体重が増えてしまう事があります。おやつを「ついつい」あげちゃう機会が増えてしまうんですね絵文字
皆さんのわんちゃん、ねこちゃんの体重・体型は適正ですか?
一度体型チェックをしてみましょう絵文字
まず、体を触ってみましょう絵文字

<適度な体型>
肋骨 微量な脂肪で覆われ、触ることができる
上から見て くびれが確認できる
脂肪 腹部の脂肪層は全くない~ごくわずかにある

これに対して、

<太っている~太りすぎ>
肋骨 脂肪に覆われ触れることは難しい~全くできない
上から見て くびれはほとんどない~全くない
脂肪 横から見ると腹部は明らかに丸い

標準体重よりもわんちゃんは15%、ねこちゃんは20%以上ある場合は肥満といわれます。

肥満と言われても、なんとなくピンとこないというか・・・
丸々していた方が可愛いし・・・
楽しみも少ないんだから欲しい時に、好きなものを食べさせてあげてもいいよね・・・


て、思いませんか❓思いますよね❓❓
わかります。「ついつい」の気持ち、わかります。
だけどね、
肥満は病気なんです!
肥満は心臓・関節疾患の他に糖尿病・腫瘍・尿路疾患(ねこちゃんに多い)など様々な病気を連鎖的に引き起こします。将来手術が必要となった時には麻酔リスクも上がりますし、夏場は熱中症にかかりやすくなります。
それはつまり、寿命を縮める一因になります絵文字

「可愛いから」「可哀想だから」の「ついつい」が寿命を縮めるとなれば、考え直さなければいけませんね。

突然食事の量を半分にしたり絶食させてはいけませんよ絵文字
食事はそのままでおやつを控えるだけでも減量の効果はあります。
まずは食事の量を正確に量って、出来る事から始めてみましょうね。
健康に減量するために、低カロリーでも必要な栄養がしっかりと摂れる療法食もありますので、病院スタッフに相談してみてくださいね絵文字
避妊・去勢をしている子はどうしても少し太りやすくなります。
食事をコントロールしやすいように避妊・去勢後におすすめの食事もあるので、お声かけください絵文字

魔人ブゥと呼ばれている市川では説得力がないですが絵文字、私も理想の体重まで減量頑張ります絵文字絵文字
一緒に頑張りましょう~絵文字