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災害時パートナーのためにできること

みなさまこんにちは絵文字
動物看護師の市川です!

今朝、震度5の地震がありました。
みなさまご無事でしょうか?
動物たちも変わりありませんか?
動物も人と同様不安なります。怖がっている様子があれば抱きしめて心のケアをしてあげてくださいね。

大きな災害がある度に備えをしておこうと思うのに、何もない日常に戻ると忘れてしまいそのままになってしまいます絵文字
今回は災害時における「飼い主である私たちにできること」を考えてみたいと思います。

①まず落ち着かせてあげましょう
ペットも人間と同じように怖がるので、「大丈夫だよ」など声をかけて落ち着かせてあげましょう。
②慌てず対処しましょう
ケガをしている場合があるため、落ち着いてケガの場所を確認し、処置をしましょう。
外はガラスなどのケガをしやすいものがあるため、靴を履かせるか、タオルを巻くなどが有効です。また寒い季節の時は、寒さ対策を行いましょう。
③災害が起きた場合ペットと一緒に避難してください
クレートトレーニングといって、移動時にはキャリーやケージに入るということが身についていると安心です。
④犬は放しても大丈夫と思わず、決して放さないようにしてください
集団化をし、食事を求めて人を襲ったりします。側に連れておくか余裕があれば、預けられる場所に預けましょう。
⑤ワクチンを打っておきましょう
多くの動物が集まると色々な感染症にかかる恐れがあります。
ワクチンを接種することで感染症にかかるリスクを軽減することができます。
また、ワクチンの証明書を持っておくことで避難場所や待機場所に入りやすくなるかもしれません。生年月日、鑑札番号の控え、病歴等の飼育メモをまとめておくと預ける時に役立ちます。
もし途中ではぐれてしまっても迷子札(またはマイクロチップ)をつけていればどこにいるかわかるので付けておきましょう。
⑥避難所にいる方々が全員動物好きなわけではありません
中にはアレルギーを持っておられる方もいます。動物の管理はしっかり行い、「待て」や「お座り」など基本的なしつけをしておきましょう。また、暖かい季節だと人にうつるようなノミ・ダニなどの人と動物が共にかかる病気(人畜共通感染症)の予防は特に重要です。避難所は人が優先です。周りに迷惑をかけないように心掛けることを心がけましょう。
⑦非常袋を準備しておきましょう
災害時に持参しておくとよいものとして、
・キャリーバック
・洗濯ネット(猫ちゃんの場合洗濯ネットに入っていると飛び出しません)
・匂いがついた毛布
・リード
・フードを入れる容器
・水
・フード
・ペットシーツ
・ガーゼ、包帯等の応急処置の道具
・慢性疾患を患っている場合はお薬など

災害に備えてどれだけ準備しても十分には役に立たないかもしれませんが、備えすぎていけないことはないと思います。
大切なパートナーと暮らす皆様の少しでもお役に立てますように・・・。