みなさんこんにちは!
動物看護師の市川です
息子は夏休みの宿題をまだ終わらせていないのに毎日遊んでいます。
この子・・・大丈夫なのか・・・?とモヤモヤが止まらない市川です。
特に自由研究と読書感想文は頭が痛い。
毎年悩みの種です
先日、息子と図書館に行って読書感想文用の本を借りたのですが、小さな字に厚めの本を借りまして・・・
いやいや、息子よ、君はこんな小さな字の本を読めるのかい?途中で(というか、三ページくらいで)ギブアップになるんじゃないのかい?と、これまたモヤモヤが止まりません
今回は読書つながりで、私のおすすめの絵本を二冊ご紹介しまーす(相変わらず話が急でスミマセン)
『ねえマリモ』
著者 やまだけいた
画家 さかざきちはる
この本は犬を飼った「みかちゃん」が飼い犬「マリモ」の死を嘆き悲しむところからはじまります。そして、それに対してマリモがどれほどみかちゃんとの暮らしが幸せだったかを語ります。
動物は人の一生涯を見せてくれます。
産まれたての赤ちゃんの時
やんちゃな幼少期、成熟期、歳を重ねて老齢期、
そして最期の時・・・。
ご飯をあげたり散歩したり、当たり前の日常がわんちゃんにとっても飼い主である私たちにとっても、幸せで感謝すべきことだと気づかされます。
私たちには家族以外の「社会」があります。友達もいます。恋人もいます。
けれど、わんちゃんにとっては家族が唯一です。
飼い主さんだけが頼りです。
だからこそ信頼し深い絆がうまれるんでしょうね。
シンプルな文章で短い絵本ですが想いが溢れる号泣必須の絵本です。
『おむつ犬チエ物語』
著 吉村雅敏
18歳になったチエは腎臓病を患い、足腰も立ちません。
人間の介助が必要となったチエはおむつをして作者の吉村さんと共に会社通勤をすることになりました。
吉村さんとチエの日常が可愛いイラストで描かれており、介助は大変なはずなのにどこかおかしいと愛しさがこみあげてくる絵本です。
病老犬のお世話は精神的にも肉体的にも経済的にも負担です。
人の生活の中で家族が協力して折り合いをつけていかなければなりません。
でも作者の吉村さんはこう言います。
以前、チエが元気だった頃よりも、ぼくたちは「家族」になりました。
いいとき、元気なときだけでなく、病気のときもあればつらい気持ちのときもある。
そういうときでも、なんとか支えあって生活していくのが家族だと思います。
動物医療や予防が進歩し、環境も整っている現在、わんちゃんもねこちゃんも長寿となりました。
長く一緒にいられるという喜びと同時に認知症や寝たきり、「介護」という問題も出てきました。
当院でも老犬になり介護が必要となった飼い主さんからご相談を受けます。
どのご相談も切実で様々な事情があります。医学書では解決できない難しい問題もあります。
ですが、吉村さんのようにひとつひとつ問題を正面から受け止め、克服していこうとする姿勢は私たち医療に関わる者にとっても勉強になり、飼い主さんと動物にとって何か役に立てることはないのか?と考えさせてくれました。
介護という問題を前向きにそして心穏やかに向き合うために参考になる絵本だと思います!
いかがでしたか?
絵本はあすなろにありますので良かったら一度読んでみてくださいね
動物看護師の市川です
息子は夏休みの宿題をまだ終わらせていないのに毎日遊んでいます。
この子・・・大丈夫なのか・・・?とモヤモヤが止まらない市川です。
特に自由研究と読書感想文は頭が痛い。
毎年悩みの種です
先日、息子と図書館に行って読書感想文用の本を借りたのですが、小さな字に厚めの本を借りまして・・・
いやいや、息子よ、君はこんな小さな字の本を読めるのかい?途中で(というか、三ページくらいで)ギブアップになるんじゃないのかい?と、これまたモヤモヤが止まりません
今回は読書つながりで、私のおすすめの絵本を二冊ご紹介しまーす(相変わらず話が急でスミマセン)
『ねえマリモ』
著者 やまだけいた
画家 さかざきちはる
この本は犬を飼った「みかちゃん」が飼い犬「マリモ」の死を嘆き悲しむところからはじまります。そして、それに対してマリモがどれほどみかちゃんとの暮らしが幸せだったかを語ります。
動物は人の一生涯を見せてくれます。
産まれたての赤ちゃんの時
やんちゃな幼少期、成熟期、歳を重ねて老齢期、
そして最期の時・・・。
ご飯をあげたり散歩したり、当たり前の日常がわんちゃんにとっても飼い主である私たちにとっても、幸せで感謝すべきことだと気づかされます。
私たちには家族以外の「社会」があります。友達もいます。恋人もいます。
けれど、わんちゃんにとっては家族が唯一です。
飼い主さんだけが頼りです。
だからこそ信頼し深い絆がうまれるんでしょうね。
シンプルな文章で短い絵本ですが想いが溢れる号泣必須の絵本です。
『おむつ犬チエ物語』
著 吉村雅敏
18歳になったチエは腎臓病を患い、足腰も立ちません。
人間の介助が必要となったチエはおむつをして作者の吉村さんと共に会社通勤をすることになりました。
吉村さんとチエの日常が可愛いイラストで描かれており、介助は大変なはずなのにどこかおかしいと愛しさがこみあげてくる絵本です。
病老犬のお世話は精神的にも肉体的にも経済的にも負担です。
人の生活の中で家族が協力して折り合いをつけていかなければなりません。
でも作者の吉村さんはこう言います。
以前、チエが元気だった頃よりも、ぼくたちは「家族」になりました。
いいとき、元気なときだけでなく、病気のときもあればつらい気持ちのときもある。
そういうときでも、なんとか支えあって生活していくのが家族だと思います。
動物医療や予防が進歩し、環境も整っている現在、わんちゃんもねこちゃんも長寿となりました。
長く一緒にいられるという喜びと同時に認知症や寝たきり、「介護」という問題も出てきました。
当院でも老犬になり介護が必要となった飼い主さんからご相談を受けます。
どのご相談も切実で様々な事情があります。医学書では解決できない難しい問題もあります。
ですが、吉村さんのようにひとつひとつ問題を正面から受け止め、克服していこうとする姿勢は私たち医療に関わる者にとっても勉強になり、飼い主さんと動物にとって何か役に立てることはないのか?と考えさせてくれました。
介護という問題を前向きにそして心穏やかに向き合うために参考になる絵本だと思います!
いかがでしたか?
絵本はあすなろにありますので良かったら一度読んでみてくださいね
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