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フィラリア予防薬は最後まで♪

みなさんこんにちは絵文字
動物看護師の市川です絵文字

徐々に気温が低くなってきましたね。
我が家は朝起きたら暖房のスイッチを押すところからはじまります絵文字

寒くなってくると「もう蚊はいないから飲まなくてもいいかな?」と思ってしまうのがわんちゃんのフィラリア症予防薬。
「予防薬」というと「蚊に刺されないようにするお薬」や「効果が1ケ月持続するお薬」と誤解を招くかもしれませんね。
フィラリア症予防薬は「体内に入って一ケ月後の幼虫を駆除するお薬」です。
つまり、フィラリア幼虫が発育して心臓や肺動脈に辿り着く前に駆除する「駆虫薬」です。

どういうことなのか?
例えば10月に蚊に刺され、フィラリアの幼虫が入り込んでいたとします。
11月は気温も低いし、お薬はもういいかな~?とお薬をやめてしまうと・・・この幼虫は駆除されずに脱皮を繰り返しながら発育し・・・次の年には心臓・肺動脈に成長した犬フィラリアが住み着くことになります絵文字絵文字

蚊は15℃以上あれば活動します。
なので、11月下旬、12月まではしっかりお薬を飲ませてあげましょう絵文字
そして、来年の春(5月頃)にフィラリアが本当に寄生していないかを確認してからまたお薬を始めましょうね絵文字絵文字

ノミ・マダニに関しては、数は減りますがゼロにはなりません。
冬でもエアコン・加湿器などの使用により年間を通して環境が良いのでノミは年中繁殖できます。
そのため当院では年間を通しての予防を推奨しています。







さーて、今週のりんごちゃんです(注:↑の記事とは何の関係もありません絵文字

64CE7A7B-0F4A-4DB7-AD91-DE98F583E771 ドキドキ

↑ケージの隅っこに入り込んでしまいました絵文字
原因は・・・・・・

67A79086-DCC6-454B-BCC6-1B76187181E9 キターーーー!!!

天敵現る(←2歳・何でも触りたい年頃)

りんごちゃんは基本、院長にしか懐いていません。
スタッフにも他人行儀です。調子こいてナデナデすると怒られます絵文字
2歳児が遊ぼうなどと、あり得ない話です。

EF8E4770-C98A-4246-B480-375FBDD8C0EB なんなのあの娘、親は何してるのよ(-_-メ)

でも、怖いもの見たさからか出てきては追いかけられ、隠れる、出てくる、逃げる、を繰り返していました絵文字
仲良くできる日は来るのでしょうか・・・?