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誤飲・誤食に気を付けよう!

2017年06月13日
みな様こんにちは!
動物看護師の市川です絵文字
暑くなり、トリミングでも「全身バリカンでお願いします絵文字」や「短く絵文字」といった言葉をよく聞くようになりました絵文字スッキリしたわんちゃんの姿、とっても可愛いです絵文字

さてさて絵文字
本日のお話しはわんちゃんねこちゃんの「異物摂取」についてです

気を付けていたつもりなのにわんちゃんやねこちゃんが異物を口にしてしまい、
焦ってしまった経験ありませんか?

わんちゃんたちがよく口にしてしまう異物とは、おもちゃ、ボール、ビニール、タオル、紐、竹串、チョコレート、桃や梅干しの種、飼い主さんの服用されているお薬などです。

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☝このわんちゃんはボールペンを壊してしまい、
中のバネを食べてしまいました。


誤飲・誤食したものが消化が可能なものや、排泄が可能なもの、動物に危険のないようなものであればそのまましばらく様子をみます。
もしくは、食べて1~2時間以内であれば異物が胃の中にある可能性があるので、吐き戻すことができるものは催吐処置(お薬を使って嘔吐を誘発し吐き戻させる処置)を行います。

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☝このわんちゃんはビニールの中に入っているおやつを食べようとして、
ビニールごと食べてしまいました。
飼い主さんがすぐに気づいたので、催吐処置を行い無事出てきました。


吐き戻す事ができない形状のもの(先が尖っているもの)や、体に害を与えるような物質であれば緊急の対応(内視鏡や開腹手術)が必要となります。

また、消化できない異物が胃を通過して腸でつまってしまう事を「腸閉塞」といいます。
腸閉塞の三大症状は①嘔吐②腹痛③排便やガスが出なくなることです。
完全につまってしまった場合、これらの症状は急激に悪化するので早急の手術が必要となります。
内視鏡や開腹手術は当然麻酔をかけないといけませんし、術後は食事管理も必要になり、動物の体には大きな負担となります。

このようなことがないように、飼い主さんにはくれぐれもわんちゃんねこちゃんの口に届く所に異物を置かないように気を付けてあげていただきたいです絵文字
また、口にしてしまった時に人の方が大騒ぎすると、わんちゃんは「取り上げられる!」と慌てて飲み込んでしまうことがありますので、落ち着いて別のものと交換するか、わんちゃんには「加えたものを離す」というしつけをしてもらえたら異物摂取の危険からわんちゃんを守ってあげられますよ絵文字

ワンちゃんも大変!高温多湿に要注意!!

2017年06月06日
こんにちは。トリマーの川上です。

前回、アジル株式会社さんによるシャンプー講習会の様子を
ブログにて紹介させていただきました。

今回は勉強会の具体的な内容をお話させていただきます。

ワンちゃんの皮膚のお話。
人と違い、毛に守られているワンちゃんの皮膚はかなりデリケートです。
皮膚の角質層の厚みは人の1/3程しかありません。
刺激や外敵にはとても弱いので注意してあげましょう。

6月の梅雨~夏の終わりにかけて、高温多湿の日本では
ワンちゃんには特に過ごしにくい時期に入ります。

皮膚が湿った状況では、有害な微生物が繁殖しやすく
細菌による感染症を引き起こしてしまう可能性が高くなります。

ワンちゃんは痒みにとても敏感な動物なので、
違和感があるとすぐに掻いたり咬んだりしてしまい
皮膚に傷など出来ると、そこから雑菌が侵入してしまいます。
これからの季節、皮膚もスキンケアで常に清潔な状態を保ってあげましょう。

また、お部屋の換気もして湿度にも気を付けてあげましょう。

それでも皮膚トラブルが起こってしまった時は、早めのケアが大切です。
皮膚やシャンプーのお悩みがありましたら
ぜひ当院にご相談ください!

デンタルケアは何のため?その②

2017年06月04日
皆さまこんにちは!
動物看護師の市川です絵文字

今日はデンタルケアのお話その①の続きです絵文字
歯磨きが難しいわんちゃんたちにも出来る事をご紹介しますね絵文字

おやつとして毎日続けるタイプがこちら☟
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<ベジタルチュウ>
野菜が原料でできているため、牛や鶏でアレルギーがある子も安心です。
ガムに含まれている酵素で歯周病・口臭を予防します。
美味しくて普段のおやつにおすすめです。

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<オーラベット>
体にやさしい小麦・大豆・米などの天然由来成分でできています。
犬用ガムとしては初めて塩酸デルモピノール配合。
歯垢のもととなる細菌の増殖をおさえ、口臭を減らします。

タブレットタイプ☟
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<デンタルバイオ>
消化管内の善玉菌と悪玉菌のバランスを整える微生物(プロバイオティクス)が同じ消化器官である口腔内でも有益に影響を与え、善玉菌を増やし悪玉菌を抑制します。悪玉菌が減ることで歯周病や口臭予防に期待できます。
嗜好性も良くそのままでも食べてくれることが多いです。

フードにふりかけるタイプ☟
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<プロデンデンタルケア>
主成分である天然の海藻(アスコフィラムノドサム)が口臭や歯周病の原因となる歯垢の形成を阻害し、歯垢や歯垢の石灰化を減らします。
毎日のごはんにかけるだけなので続けやすいです。

絵文字その他、歯磨き粉や歯ブラシも置いておりますので、お気軽にご相談ください絵文字

これらの目的は全てお口の中の環境を整えて歯垢・歯石を減らすということです。
最近ではトリミングの際に歯みがきをしておいて欲しいというご要望もありますので、歯ブラシをさせていただくこともありますが、トリミングの時だけ歯みがきをしてもその時だけです絵文字
また、歯石除去は意識下で処置を行うと確実な処置もできず、動物にも恐怖心が残る場合があります。
歯垢・歯石の除去は麻酔下で歯と歯の間や歯肉溝の中までしっかりと処置を行うべきだと当院は考えます絵文字

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☝︎左) スケーリング後です。
歯石を取った後はしっかり磨く事で表面をツルツルにして、歯垢を付きにくくします。
右) 取れた歯石の一部です。意識下だと歯石の破片が気管に入り誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があります。

トリミングの際には歯みがきのやり方などのお話しはさせていただきます絵文字
お家でも頑張りましょうね絵文字
飼い主さんも動物も毎日無理せずに続けられるようなことを一緒に探しましょう~絵文字

デンタルケアは何のため?その①

2017年05月30日
こんにちは!
動物看護師の市川です絵文字

あすなろ動物病院は開院して12年が経ち、13年目になりました絵文字
開院した時はまだ赤ちゃんだった子たちも、気づけばシニアと呼ばれる世代になっています絵文字絵文字

13歳の小型犬や猫ちゃんは、人間でいうと60代後半、
大型犬なら90歳くらいでしょうか。
飼い主さんの年齢を超えてしまいますね絵文字
そりゃ体調や生活の変化もでてきますよ~絵文字
院長も最近老眼だと嘆いていました絵文字絵文字

中・高齢になって飼い主さんからのご相談が増えるのがお口の相談です。

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☝このわんちゃんは14歳です。
歯には歯石がたくさん付着しています。



口腔トラブルは、歯石の付着、口臭のお悩みが多いですが、中には歯周病が重症化してしまい歯と鼻腔を隔てている骨が吸収され口腔と鼻腔が貫通してしまう口鼻瘻管(こうびろうかん)という疾患になってしまったという子も少なくありません。
また、歯周病の治療が遅れると口腔内の細菌が血液を通じて全身に運ばれ、心臓や腎臓、肝臓の疾患を引き起こす原因にもなります。

なので、お家での歯みがきをしっかりお願いします!
・・・・・と言っても、

今更歯みがき?口を触るの嫌がるんだよなー絵文字
毎日歯みがきする時間ないしなー絵文字
歯ブラシは買ったのにやり方がわからないからそのまま放置してます絵文字

というのが飼い主さんのお気持ち・・・ええ、わかります。

飼い主さんが初めに気づくのはわんちゃんの口臭です。
歯の表面に付着したネバネバしたものが歯垢と呼ばれ、
歯垢中には便の約10倍の細菌がいると言われています。
その細菌から発生するガスが口臭の原因です。

歯垢は唾液中のカルシウムやリンなどを取り込んで石灰化し、歯石となります。
わんちゃんの場合、歯垢が歯石に変わるスピードが早く、3~5日ほどで歯石が作られるといわれています。

歯石の中の細菌は死滅しているので、歯石そのものは炎症をおこしませんが、歯石の表面が凹凸なので歯垢が付着しやすく、歯周病を誘発します。
歯石になってしまうと簡単に取り除くことができないため、
歯石になる前の歯垢を取り除くことがデンタルケアの鍵になります!

デンタルケアのお話しは長くなるので、シリーズその②として分けますね!
次回、本来毎日の歯みがきが理想ですが、理想は理想として置いておいて(笑)手軽にできるデンタルケアをご紹介します絵文字絵文字

ストレスが重なると・・・

2017年05月20日
こんにちは!動物看護師の市川です絵文字
暑いですねー絵文字
私は夏生まれなのですが、暑さに弱く体がだるくなってしまう季節です。
季節の変わり目は人も動物も、ストレスを知らぬ間に蓄積してしまい体調を崩しやすくなりますね。
熱中症にも要注意ですよ絵文字
皆さん気を付けましょうね絵文字

「ストレス」という言葉が出てきましたが、情報過多な生活をしている現代人は脳が疲れているんだそうです。テレビで観たのですが、わずかな時間も無駄にせず、テレビや雑誌を観ながら携帯をいじったりしていると処理すべき情報が多すぎて脳が疲弊してしまうそうです。そして、疲れた脳から物忘れや認知症つながるんだそうです絵文字
皆さんも心当りないですか絵文字

現代を生きる動物たちもストレスを受ける事が多くなり、心の病気が増えてきました。
今回はわんちゃん絵文字ねこちゃん絵文字常同障害についてお話ししますね絵文字

難しい言葉ですが「常同障害」とは、ストレス・フラストレーション・葛藤から見られる問題行動の事です。
状況に合わないような繰り返し行動が見られ、行動自体が程度を上回ってしまうのです。

わんちゃんに見られる行動絵文字
尾追い
自傷
旋回
異嗜
光追い
歩き回る
肢端舐性皮膚炎
凝視


ねこちゃんに見られる行動絵文字
自傷
織物吸い
尾追い
過剰なグルーミング

病院でよくご相談を受けるのは、わんちゃんが自分の手をずっと舐め続け、皮膚炎を起こしてしまったという症例や、ねこちゃんも体の一部・または数カ所を過剰にグルーミングし続けた結果被毛が薄くなったり皮膚が露出してしまうというものです。
原因は様々考えられますが、
わんちゃんの場合だと長時間のお留守番でずっとケージに入っており退屈で欲求が満たされない、アレルギーがあり疾患がストレスを引き起こしてしまった、たまたま舐めていた時に飼い主さんから声をかけられたことで、気を引くためのきっかけになった・・・など絵文字

ねこちゃんの場合だと、不安や不満があった時に気持ちを落ち着かせるため、一時的・数分グルーミングをすることは問題ないのですが、ストレスが慢性的に持続した場合、当初のストレスの刺激とは関係なくグルーミングし続けてしまい、結果、外傷性皮膚炎を引き起こしてしまいます。
要因の一つとして考えられるのがトイレです。
私たちが思う以上にねこちゃんはトイレのこだわりが強く、汚れているトイレで排泄しなければならないストレスは相当なものです絵文字
お薬やサプリメント、フェロモン製剤や療法食などもありますが、おや絵文字?と思ったら一度環境を見直してみて、わんちゃんねこちゃんが自然な行動が取れるように工夫をしてみましょう。
気になった方は一度病院にご来院いただき、お話を聞かせてくださいね絵文字
人の話に戻りますが、脳の疲れには「ぼんやり」することが効果的なのだそうです。
忙しい日々の中で「ぼんやり」するのは難しいですが、愛犬とお散歩しながら、愛猫と一緒にゴロンとしながら、リラックスしてみるのもたまにはいいですね絵文字絵文字絵文字

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